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監督:新城 卓 出演: 岸 惠子 徳重 聡 時間:140分 2007年作品 「公式サイト」 製作総指揮は石原 慎太郎氏。 慎ちゃん節炸裂の超硬派でありながらしっかりしたリアル感のある作品です。 知覧飛行場。 空軍として訓練を受けていた若者を特攻隊とし「日本は屈せず」のスケープゴートに利用しようとした軍上層部。 物語は戦時中の特攻第1号が生まれるところから始まる。 上手い飛行機乗りに特攻させて特攻の成果の手本を示せば後がついてくるという算段だ。 ということで、この特攻から日本は意地になっているかの如く若者をどんどん呆れるくらいに死地へ旅立たせることになる。 それを特攻隊員の若者たちと交流の深かった鳥濱 トメさんの視点からスポットを当てながら隊員たちの様々な姿や生き様が描かれていく。 現在、知覧の資料館に展示してある遺書。 あれがどれくらいトメさんや挺身隊・学徒のお嬢さん方に守られながら運ばれたものであるか、特攻隊の彼らがどのような覚悟で、どのような思いを抱えながら死地へ赴いて行ったのか、生き残った元特攻隊員の方々がどれだけの苦悩を抱えて生きたのか、そういうことが歴史的な事実として淡々と語られていきます。 世界大戦当時の映像がドキュメンタリーのように使用されている場面もあり、かなり史実とトメさんの見てきた真実に忠実に作ってあるようです。 どちらかというとクリント・イーストウッド監督の「硫黄島〜」と視点的には似てるかも。 戦争の愚かしさと意味のなさを存分に物語っている。 トメさんのお話を元に構成したということからか、記憶の断片がいろいろあるような作りになっていて人によっては話についていきにくい方もいらっさるかもしれませんが、内容としては良作だと思っています。 これ、タイトルに騙されちゃうんだと思うんですよねぇ。 死を美化なんて全然微塵もしてないですから。自己犠牲の押しつけも一切ないし。 B’zの歌ってる主題歌(「永遠の翼」という曲です)から歌詞を引用してつければいいのになぁ、なんてちょこっと思ったんですが、どうでしょう? アンチ慎ちゃんとか、そういう先入観を持たずにきちんと作品として見られる方はどうぞ♪ |
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