|
監督:原田 眞人 出演:堤 真一 阿部 寛 時間:133分 2007年作品 「公式サイト」 京極堂シリーズ最高傑作ともいわれている「魍魎の匣」が遂に映画化っっ!! 前作と比べながら見る方も今回が初めてという方も楽しめる作品となっております。 ただ、原作を読んでないと混乱する可能性もあるので予備知識は入れておいた方が安心して楽しめると思います。 やはり、京極堂シリーズを映像化するのって脚本起こしの時点で大変なんだなって思いますね。 今回の映画前半部はその試行錯誤がえらい表れていたと思います。 例えば人物紹介の如く「○○とXXと△△」みたいな感じでタイトルをつけて登場人物を登場させたり、京極小説でよく使われる「その3時間前」とか違う登場人物から見た同時刻の事件であるとかの見せ方とか。 最初は微妙に鼻につくんですが(いっそ、脚本に起こす時点で時間関係とか整理してストレートにいっちゃえばいいのに、と思ったくらい)慣れてしまえばまぁいいのかな? みたいな感じです。 まぁやっぱり難しいんですよ、映像化っていうのは。 あの分厚さを破綻させずにきれいにおさめた時点で原田マジックを褒め称えるべきだと思います。 雰囲気は前作に比べると乱歩ちっくになってます。 あれ、たぶん上海でロケしたせいなんでしょうね。 昭和28年代の街並みということだったんですが、やっぱり異国情緒が消しきれない部分はありますよね。 そこに違和感を感じなければ、不可思議なミステリーという形で映像美に魅せられること請け合いです。 雰囲気と作品の描き方だけを見たら完全にこちらの勝ちです。前作とは比べものにならん。 但し、京極堂の店構えであったりとか、眩暈坂だったりとか、そのあたりの原作への忠実さは前作の方が上ですね。 で、関口はどちらがよかったかというと……原作に忠実にいくなら前作の勝ちかな? このへんは意見の分かれるところだと思います。 個人的に見どころは京極堂VS寺田 兵衛!! ここで京極堂の陰陽師らしい迫力がそらもう素敵に堪能できます!! 禹歩(うほ)っていう陰陽道独自のステップを実際にスクリーンで見ることができるんですよ。 基本、北斗七星を象るとかなんとかいろいろあるんですが、陰陽道&道教ヲタとしてはそらもう有頂天でした。 素敵すぎるっっ!! こだわりやとしては今回非常に満足しております。 京極堂シリーズが大好きな方、是非どうぞ。 |
| << 前記事(2008/01/05) | トップへ | 後記事(2008/01/31)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/01/05) | トップへ | 後記事(2008/01/31)>> |